宮崎ゼミ活動

【文学を学ぶ】

教員の研究室でゼミ生たちは活発な議論を繰り広げます。

私たちのゼミでは、近現代文学について学んでいます。個人で1つの作品を研究し、発表をして討議を行うなど、文学作品を楽しみながら読み深めていくことができます。今まで扱った作品は、夏目漱石の『こころ』や太宰治の『人間失格』、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』や新美南吉の『ごんぎつね』などです。現在は、森鷗外の歴史小説を中心に研究をしており、『最後の一句』や『高瀬舟』も扱っています。教科書に掲載されている作品も扱うため、教育との関連性も捉えながら研究しています。(3年:田丸)

ゼミ始動(2017.4) → 写真付き

 前任の橋浦洋志先生のゼミを引き継いで男子6名と女子1名の近代文学ゼミが始動致しました。内容はゼミ生の希望で中島敦の「文字禍」、時々研究室で俳句会をすることになりました。研究室の床もきれいに張り替えられています。

保和苑にて(ゼミ散歩)

 最近の4年生のゼミは研究室で俳句会をしています。たまには構内ではなく遠出をしたいということで保和苑の紫陽花吟行です。紫陽花と孔雀に興味があるゼミ生たちです。俳句会をしようと意気込んでおりましたが、この日は夕飯を食べて帰りました。

暑気払い(2017.8)

 大学は夏季休業中ですが、4年生のゼミ生たちの希望で集まりました。餃子で暑気払いです。

3年ゼミ始動

 3年生の近代文学ゼミのメンバーが決まりました。男子1名と女子5名だから去年と男女比が逆転しました。ゼミでは三島由紀夫『金閣寺』を読むことが決まりました。京都のゼミ旅行を目指して色々調べています。「金閣寺と銀閣寺に行って・・」夢は膨らみます。

歓迎会(2017.11)

 4年生が3年生の歓迎会をしたいということで会を催しました。3年生は心なしか緊張しています。

音楽祭(2017.12)

 国語選修の学生たちが企画した音楽祭です。前任者の橋浦先生のゼミと同様、4年生のゼミ生たちと合奏を披露しました。ピアノ、ベース、ドラムにミュージカルと皆芸達者なので驚きました。

ゼミ旅行(2018.3)

 4年生ゼミの卒業旅行は2泊3日で那須塩原に行ってまいりました。ビール工場の見学や釣りを楽しみました。翌日は殺生石や藤城清治美術館に行きました。途中南ヶ丘牧場に行くメンバーもいて、それぞれが那須塩原を満喫しました。最終日は大谷資料館に行き、石の世界に圧倒されました。

卒業式(2018.3)

 いよいよ卒業式です。嬉しいような寂しいような。笑顔の卒業式と謝恩会でした。お互いを思いやれる素晴らしい学生さんたちでした。ありがとう!

サンクト・ペテルブルクにて(2018.9.22)

 2018年9月21日に開催された第13回国際芥川龍之介学会ロシア大会で、ゼミの大内純さん(修士2年)が「『南京の基督』考」というタイトルで学会デビューしました。「声の文体に着目すると、『南京の基督』のしつこい反復表現が腑に落ちる」と評価されました。翌日はサンクト・ペテルブルク大学の学生さんたち企画のフィールドワークでドストエフスキーの『罪と罰』所縁の場所を巡りました。日本近代文学に影響を与えたロシアの地は当時の様子を彷彿とさせました。はにかむ笑顔がとても素敵なダーニャ(ダリヤさんの愛称)、спасибо(スパスィーバ=ありがとう)!