教員一覧

齋木久美

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昌子佳広

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鈴木一史

「国語(科)教育」は何ができるだろう。

本を読み、人と話して、また自分の世界に入り込む。そんなことの繰り返しの中で、教師としての喜びを見つけていきたい。

「教師」というのは、職業の名称ではなく、生き方に与えられる名前だと思います。教員免許を取ってしまったから、教員採用試験に受かったから、教壇に立っているから、それだけではなく、ずっと学び続けることが教師であり、それを慕ってくれる人がいてやっと少しずつ教師になっていくのかも。そんなことを考えながら教員志望の皆さんと共に歩んでいきたいと思っています。

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研究室紹介

ゼミ合宿

宮﨑尚子

近代文学専攻

文学性を育む国語教育として「心の琴線に触れる」日本文学について研究しています。時には人生を左右するほどの文学作品の魅力を、近代文学の表現方法を中心に分析していきます。作者の生きた時代や古典の知識、西洋の価値観などの視点を加えると、また違った景色が見えてきます。文学鑑賞も大事ですが、創作者の視点も重要なのでゼミでは俳句会もしています。学生に求めるのは「文学にどっぷり浸かろう!」という貪欲な姿勢です。

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ゼミ活動

李 満紅

漢文学専攻

時と空間を越えて、文学の旅をしましょう。

主に漢文学の授業を担当しています。専門分野は漢文学・日中比較文学・日本上代文学(主に『万葉集』、古代日本神話)です。

漢文学は、千年以上にわたって日本文学を貫流し、日本文学の型の一つでもあります。例えば万葉歌人の多くは、和歌と同時に漢詩を作り、近代でも、夏目漱石や正岡子規などが漢詩を作っています。漢詩には漢詩、和歌には和歌でしか描くことが出来ない世界があって、だからこそ、漱石や子規も、小説や俳句で表せないものを漢詩に託したと思います。漢文学には、日本文学の世界を広げ、ひいては日本人の思考そのものの幅を広げてきた歴史があると考えています。漢文読解力の向上を目指すとともに、漢文学が日本の言語文化において果たしてきた役割などについて学びましょう。

時代や空間を越えて、文学の多様な魅力を発見していきましょう。

研究室紹介

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鈴木裕也

日本語の歴史、特に平安時代の辞書や漢字音の研究をしています。私たちは普段、日本語を使用しています。少し立ち止まって日本語について考えてみると、日本語にはたくさんの不思議なことが潜んでいます。日本語に関する疑問を持ち、それを明らかにすることを目指します。

 日本語には音がいくつあるのか、漢字・ひらがな・カタカナをどのように使い分けているのか、なぜ同じ日本語でも古文は読みにくいのかなど、日本語についての疑問を持つと、日本語がより身近に面白く感じられるのではないでしょうか。

 国語教育に関心のあるみなさんとともに、広大な日本語の世界について考えていきたいと思います。

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国語学研究室